
前回記事で
──稼働率はまだ手つかずの領域──
と書きましたが、温浴施設のロッカー稼働率を平準化しようとする試みそのものは、特に新しいものではありません。
最も一般的なのは「休日料金」。平日と比べて土日祝祭日の入館料金を1割~2割程度アップすることで、集客好調な休日の客単価を高めて売上を稼ぐと同時に、休日から平日への集客の移行を期待するものです。
一物一価の精神には反する手法かも知れませんが、休日料金はすでに一般的なものと認識されており、そのような料金体系に対する不満の声はほとんどありません。
ただし、平日料金を基本と見れば、休日料金は少々高く見えますので、せっかく好調な休日の集客にブレーキをかけているという側面は否定できません。客単価アップや平日利用への移行という効果があるので、休日料金設定そのものの影響はプラスマイナスゼロというところでしょうか。
気をつけていただきたいのは…
注目の業界ニュース
【道後温泉、AIカメラで観光客データを分析し誘客強化】
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20250625/8000021931.html
道後温泉のまちづくり協議会は、観光客数や外国人客比率の増加を目指し、AIカメラを活用したデータ分析を開始。観光客の来訪時間帯などを可視化し、宿泊施設や商店街でのスタッフ配置や仕入れの最適化に役立てるとのことです。
AIの普及が進めば、温浴施設においても繁閑の傾向分析やマーケティング戦略への応用が期待されます。
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