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今日は 2022年1月8日です。
先月、妻の記事「レディースデーに見るサウナーのヘビーユーザー化」「続・かるまるレディースデー」を掲載したところ、日頃の私の記事を大きく上回るページビューとなり、ちょっと納得が行きません。
考えてみるとこのメルマガも男性読者の方が多いので、私のようなおじさんの意見より女性の視点をもっと知りたいということなのでしょうか。
今後のメルマガ執筆方針を探るために、もう一回妻の記事を掲載してみます。アクセス解析結果を見て、身の振り方を考えたいと思います。(望月)
◆女性の滞在時間
こんにちは。望月啓子です。
サウナのレディースデーについての記事が好評でしたので、調子に乗って書かせていただきます。
移動時間と滞在時間
アクトパスでは、温浴施設の滞在時間は、その施設に行くための移動時間の6倍とルール化しています。
10分であれば60分、30分かかるのであれば3時間、ということになります。
スーパー銭湯が成り立つには、車で移動10分の商圏に10万人が居住していることがひとつの目安になりますが、10万人いない場合は、さらに遠くから来ていただくための魅力に加え、移動時間に見合ったキャパシティ・滞在に耐えうる環境が必要になるのです。
と、ここまでは男女問わずのルールなのですが、こと女性の滞在時間については、移動時間だけでなく、入浴後の身支度にかかる時間との相関関係があると考えています。
それは、最低でも身支度にかかる時間の4倍滞在したいというニーズです。
例えば、徒歩でスッピンで帰れる近所の銭湯であれば、身支度も基礎化粧と髪を乾かす15分くらいで済む方もいらっしゃるでしょう。その場合、最低でもその4倍、60分は滞在したいということです。これが女性の場合のミニマムです。
これが、ラクーアのような、都市部で電車に乗って帰るようなタイプの施設となりますと、お風呂の後にもかかわらず、半数くらいの方がフルメイクで帰ります(※望月による目視)。自宅並みの大量の化粧品を持参している人も見かけます。
こうなると入浴後の身支度の時間は短くて20分、長い方だと30〜40分かかります。
間を取って30分で計算すると、最低でも2時間は滞在したいということになります。そうしないと十分に施設を楽しめないのです。
ちなみに、この身支度には、メイクを落としたり髪を洗ったりする時間は入っていません。ここでも多くの方は10分〜15分かかりますので、お風呂やサウナを楽しめる正味の時間は滞在時間マイナス30〜40分ということになるでしょう。
温浴施設では、クイックコースや時間制料金が設定されていることがありますが、女性にとって、「1時間」という設定は、銭湯以外ではまずありえない選択肢だと思います。
先月、西荻窪の「ROOFTOP」に…
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