サウナ室で汗を流す男性たちと混雑状況を示すアイコン

これまで様々な温浴施設のWEB集客のお手伝いをしてきましたが、最近は現状分析にAIを活用することが増えています。

私の場合、Googleが提供するGeminiを使うことが多いです。GeminiはGoogleが提供しているため、クチコミなども踏まえた情報を整理してくれる点が魅力で、特に施設のホームページのコンテンツの分析などには重宝しています。

以前から何度も書いていることですが、ホームページのコンテンツで、トップページの次にアクセス数の多いページは、「料金・営業時間」の書いてあるページです。これはどんな施設においても共通することで、ユーザーのニーズが特に高い情報であり、ホームページの中では見つけやすいところに配置する必要があります。

その他に、このホームページに何の情報が足りないか、どんな情報を充実させるべきかをGeminiに問うと、飲食メニューの品目と写真、リラクゼーションサービスの利用条件、交通情報…など、対象の施設によって様々な答えが返ってきます。

その中で最近Geminiから指摘されることが増えてきているのが、「混雑状況」です。多くの施設のホームページに必要なコンテンツとして、これが提案されるようになってきたのです。

ご承知の通り、「混雑状況」はコロナ禍に「密を避ける」動きがあって以降、世の中に根付いてきたニーズです。
Googleトレンドで調べてみると、「混雑状況」はコロナ禍よりも現在が検索数のピークであり、コロナ禍前と比較して約4倍の検索がされています。特に飲食店や温浴施設等、キャパシティのある店舗ほど関心が高まっていると言えるでしょう。

この消費者心理に応える既存サービスとして挙げられるのが…


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大型イベントにおける「熱波師募集」をニュースとして発信するのは珍しく、その試み自体がユニークです。企画や人材募集を話題化する広報手法として参考になります。

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