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今日は 2022年6月27日です。
注目の業界ニュース
【黒川温泉の露天風呂めぐり、「入湯手形」の機能とデザインを販売37年目にして初めての刷新】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000071212.html
「温泉郷にある宿や自然全てを一つの旅館として捉える」という理念のもとに生まれた入湯手形が刷新しました。1.飲食や土産にも使用可能 2.自分好みにカスタマイズ可能 3.売上の一部を自然資源の保全活動に還元 といった魅力が加わったそうです。伝統ある入湯手形も時代のニーズに合わせて変化しています。
道南の温浴事情
この週末に函館市と北斗市の温浴施設を巡ってきたのですが、このエリアにも独特な入浴文化がありました。
温泉施設が掲げる温泉分析表を見るとだいたいが高温で湯量豊富な塩化物泉であることが示されており、そのほとんどが銭湯料金で営業。そして朝風呂文化が根付いています。
以前メルマガ第1762号「違いと長所」( 2022年2月9日執筆)でご紹介した青森市と泉質も入浴文化もよく似ており、入浴文化も津軽海峡を往来したのだろう…などと想像しました。
青森にあって函館になかったのは浴室の床に寝そべるトド寝。青森になくて函館にあったのはサウナマットです。
函館のサウナマットがまた独特で、一般的に普及しているサウナマットの3倍くらいの厚さと面積。この巨大サウナマットの良いところは、自分のスペースがしっかり確保できるところです。
隣の人に気兼ねすることなくサウナマットの上であぐらをかいたり体育座りできますし、ディスタンスも自然に確保できます。大きいのでサウナマット置き場の棚はやや場所をとりますが、座り心地はとても良いです。
シャワーと給湯のみで冷水が出ず、タイマー式ボタンが縦に配列されたカランも独特でした。だいたい同じ設備屋さんが仕事をしているのかも知れません。
どこも源泉温度が高いこともあり、あつ湯の浴槽は45度から49度という高温で、そこに地元のおじいちゃん達が平気な顔をして入っていました。朝風呂で熱い温泉に入り、シャキッと目を覚ますという生活習慣になっているのでしょうか。
そして、おそらくどこの施設もボイラーレス。高温の源泉を熱交換したり加水して…
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