
第2389号「ガチャガチャの魔法」(2024年4月4日配信)でこのテーマを取り上げてから1年半。
街を歩いていると、以前にも増してガチャを見かけるようになりました。
とあるJRの駅のホームでは、かつてNEWDAYSがあったと思われるスペースが、いまやガチャがずらりと並ぶコーナーに。
Suicaなどのキャッシュレス対応マシンが並び、電車待ちのお子さん連れが楽しそうに回していました。
また、先週末初めて訪れた千葉県の「楽天地天然温泉 法典の湯」さんでは、屋外駐車場の一角に広々としたガチャコーナーが設けられていました。
かつては屋内の片隅に置かれていたガチャが、いまや土地活用の一形態として広がっているように感じます。
調べてみると、この流れは「第5次ガチャブーム」と呼ばれており、2020年頃からコロナ禍をきっかけに始まったそうです。
非接触で気軽に楽しめる仕組みとして再評価され、大人層を中心に市場が拡大。
自分で選べない面白さが、逆に人の心をつかんでいるのかもしれません。
やはりガチャの魅力は、納得感のある遊び心にあると感じます。
どんな景品が出るか分からない偶然性の中に、人は自然と期待を抱き、たとえ高価な商品でなくても、自分で回すという行為そのものが満足を生み出すのだと思います。
実際にご支援先の施設では…
注目の業界ニュース
【錦糸町で「SSS2025」開催、温浴×地域が盛況に】
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10月11日、錦糸町・東京楽天地ビルで「すみだ銭湯・サウナフェス(SSS2025)」が開催。子ども熱波師体験や支配人トーク、サウナ文化を語るトークイベントなど、多彩な企画に多くの来場者が集まりました。久米繊維や松山油脂など地元企業も出店し、銭湯・サウナを通じた地域交流の輪が広がったとのことです。
「SSSプロジェクト」初の大型イベントとして好評を博し、今後の地域連携型企画の展開が一層期待されます。