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水環境と温浴ビジネス(4)
【下水のみなし請求とは】
先日、ある宿泊施設の診断で現場の設備担当者の方にヒアリングしていたところ、奇妙な話が出てきました。
「雨の多い季節は下水度料金が高くなる」というのです。
聞くと、排水側に流量計を設置しており、下水道料金はそのメーターに従って課金されているそうですが、どうやら排水経路に雨水が混入しているようです。
その宿泊施設には大きなレジャープールがあるので、そのプールに多くの雨水が流入しているということなのかも知れません。
一般的には、排水側には流量計は設置されていません。排出する水の量は、上水道+温泉水+井戸水=使用水量=汚水排出量という計算で、供給側のメーターで計測された水量の合計がそのまま排水量であるという考え方になっています。これが「みなし請求」です。
しかし、よく考えてみると、温浴施設の使用水量と排水量はイコールではありません。露天エリアからの拡散蒸発、植栽等への散水、飲み水、調理、リネンへの含水など様々な形で消失して排水されない水があり、供給側の使用水量よりも実際の排水量が1~2割程度少なくなっていることが多いようです(その差は環境によってまちまちです)。
つまり、排水側に流量計を設置すれば、それだけで下水道の使用量が削減できるという理屈なのですが、上記ケースの場合はその逆ですので、雨水混入が解決できないのであれば、一般的なみなし請求方式にした方が得ということになります。
いずれにしても早急に雨水混入の原因を究明して対策を講じるべし、ということになりました。
これはレアケースですが、排水側で計測した方が下水道料金が抑えられるはずなのに、一般的にみなし請求方式が普及しているのは理由があります。
ひとつは…
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