透明な水が流れる石造りの水槽の縁

メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」は、温浴ビジネスに役立つ記事とニュースを毎日お届けいたします!✉https://aqutpas.co.jp/mailmagazine/

水環境と温浴ビジネス(2)

【水を贅沢に使いたい】

前回記事で、
──温浴施設は莫大な量の水を扱うビジネスなのですが、その水にまつわる重要な情報の中には、まだあまり知られていないことがたくさんあるようです。──
と書きました。

上下水道料金がかかる環境とそうでない環境を比べると10年間でおよそ3億円ものコストの違いになると書きましたが、それはあくまでも水の消費量が利用者一人あたり300Lという、普通の水の使い方での比較です。

以前のメルマガ第2267号「金額の方が伝わる」(2023年10月31日配信)で、TTNEのととのえ親方こと松尾 大氏とセミナーでご一緒し、氏の話を拝聴していたところ、「いま日本で最も入りたい、一番好きなサウナは『大分県の寒の地獄温泉』。東京都の水道代に換算すると年間8億8千万円くらいになる冷泉が素晴らしいから。」という話があったことをご紹介したことがありますが、新鮮な水を贅沢に使える環境というのは、1人当たり300Lといった一般的なレベルのことではありません。

寒の地獄温泉の冷泉に使われている源泉の湧出量はなんと毎分およそ2t。利用者数が分からないので、1人当たりには換算できませんが、とんでもなく贅沢な水の使い方であろうことは想像に難くありません。

かけ流しでそのような使い方もできるのが、上下水道料金のかからない環境ということなのです。

ちなみに、濾過循環方式の場合は、公衆浴場法に「循環ろ過装置は、1時間当たりで、浴槽の容量以上のろ過能力を有すること。」という基準があります。

1時間1ターンというのは、法律で定められた最低限の基準ということですが、利用者の多い浴槽の場合は汚れやすいので…

この記事は会員限定公開です。完全版をお楽しみいただくには、会員登録が必要です。

有料メールマガジン
「日刊アクトパスNEWS」

毎日、最新情報をお届けします。温浴業界の最新トレンドや成功事例をいち早く手に入れましょう!

以下の方に特にオススメです↓

  • 温浴施設や大浴場を持つ施設を経営されている方
  • 温浴施設の開業準備段階の方
  • 温浴関連事業での起業を検討されている方
  • サウナや銭湯の経営・運営に少しでもご興味がある方
  • 温浴ファンとして業界や施設の裏側まで知り尽くしたい方


→詳細はこちらから←

注目の業界ニュース

【三島市の「ゆうだい温泉」が新メニュー「富士山鍋」を発売】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000100690.html
アクトパスクラブ会員様でもある静岡県三島市の温浴施設「ゆうだい温泉」さんが、自店からよく見える富士山をモチーフにした新メニュー「富士山鍋」を開発。
地域資源を活かした話題づくりや、プレスリリースの書き方などが参考になります。

アクトパスからのお知らせ

☆「温浴ビジネスの現状と成功のための戦略セミナー 2024」

弊社代表 望月義尚が登壇する、最新の温浴施設・サウナビジネスに関するセミナー。市場動向や成功事例に基づき、収益性向上のための低投資・高収益モデルを徹底解説いたします!
また、TTNE株式会社 ととのえ親方こと松尾大氏も登壇!「人の集まるサウナ施設」を解剖します!

【開催概要】
日時:2024年12月12日(木)13:00~17:00
会場:都市センターホテル(東京都千代田区)
参加費:55,000円/人(税込)
主催:綜合ユニコム株式会社

温浴施設事業者、再生・新規参入を検討中の事業者、開発や運営に関わる企業、宿泊事業者の皆様、必聴のセミナーです!

詳細・お申し込みはコチラより↓
https://www.sogo-unicom.co.jp/seminar/n0320241206/

☆今年9月に開催した「温浴施設のための成功モデル100事例セミナー2024」の動画販売がスタート!

「集客・売上アップ」「メディアへの露出」「コスト最適化」「運営力向上」「物販・飲食売上増」「顧客満足度アップ」「口コミ件数・評価向上」など、コストをかけ過ぎずにすぐに取り組める事例を100連発でお届けいたします!!
aqutpas.co.jp/100jirei2024/
※アクトパスクラブレギュラー会員以上にご入会の方は、過去動画もすべて追加料金なしで視聴可能です!
https://aqutpas.co.jp/aqutpas-club/

温浴業界の最新ヒントとニュースを提供する専門メールマガジン | 株式会社アクトパス