株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「物価統制令」の記事一覧

西荻窪LifeWork+ROOFTOP Sauna

物価統制令の呪縛

昨日、弊社でも入社式と新年度経営方針会議を行う、と書きましたが、その会場として西荻窪のROOFTOP Saunaを選びました。 以前メルマガ第1729号「環境変化と新業態(2)」(2021年12月23日執筆)でROOFTOP Saunaの利用体験談をご報告させていただいたのですが、その時は温浴施設として見た時に、受付精算システム、下足ロッカー、鍵受け渡し、リネン受け渡し、サウナマット、そして浴槽まですべてを省いているその割り切りぶりにびっくりしたことを書きました。
ガスCIF価格推移

1年後に見る景色

昨年から大手電力・ガス会社で値上げの発表が相次いでいます。 レギュラーガソリンの全国平均価格は、2021年4月に139円/Lだったのが、2022年3月現在163円/L。 輸入ガスのCIF価格(輸送による運賃や保険料、為替変動を組み込んだ実質的な価格)はこの1年間で2倍近くにも跳ね上がっています。日本の電力供給は天然ガスによる火力発電が主力ですから、発電コストも上昇を抑えることができません。 消費者としてもエネルギーコストの高騰が家計を直撃しているのを実感するところですが、ウクライナを巡るロシアと欧米との対立が続いていることから、今後ますますエネルギー供給が懸念される情勢となっています。
浴槽を泳ぐアヒル

決め技を封じられたコンサルタント

診断結果を踏まえた私の提案は、『入館料を値上げしましょう』。 競合店との力関係を考えれば、客数を追い求めて結果を出すのは難しい。客数が減ってもしっかり利益を出せる構造にする必要がある、そのためには値上げしつつ、サービス強化で満足度と客単価向上を目指すしかないと進言しました。 しかし、社長の判断は…

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