サウナマーケットは入門者 公開日:2025年2月10日 メルマガ サウナウォッチユーザーの実態データによると、平均サウナ入浴時間は1回あたり9分03秒。 ちょうど8分や10分で出る方が多いという事実からは、「まだサウナに不慣れな入門者が多い」という印象も見えてきます。 サウナは無理して長く入るものではなく、自然に「はぁ〜」と声が漏れるような心地よさを基準にしたほうが、本来のリラックス効果を得られるのではないでしょうか。 続きを読む
光と蒸気とジャングル 公開日:2025年2月6日 メルマガ 光と蒸気とジャングル!未来型サウナ「saunahouse」体験レポート 川崎駅前に誕生した都市型サウナ「saunahouse」。5つのサウナと4つの水風呂を備えた大規模施設でありながら、体験としての「差別化」に強くこだわった点が印象的だった。 特に興味深かったのは、 ライティングによる独自性: 部屋ごとに異なるライティングと音響で全く違うサウナ体験を実現。 スチームサウナの冷水ミスト: 温冷刺激で「ととのう」感覚を深める新ギミック。 会話OKサウナ: ジャングルジムのような構造で会話を促進する新しい試み。 これらの工夫から、今後のサウナ施設には設備の充実だけでなく、演出や体験の差別化が不可欠であることが示唆された。 続きを読む
展示会ブース巡回 公開日:2025年2月6日 メルマガ 2月4日から始まったJAPANサウナ・スパEXPO2025。大企業の派手なブースはスルーし、中小企業や新規参入企業のブースを隈なく回るのが望月流。そこには、まだ知られていない貴重な情報が眠っているからだ。 今回も興味深い発見が盛りだくさん! 続きを読む
ハラダ現場レポ 新規オープン施設から(11) 公開日:2025年2月1日 メルマガ 熱波の本来の目的は「お客様の身体をしっかり温める」こと。強烈な熱風を仰ぐだけが熱波ではなく、熱波師はお客様を観察しながら退室を促し、熱中症などのリスクを最小化する安全管理も担う。また、熱波イベントはマナー啓蒙の好機でもあり、楽しい雰囲気の中で「なぜマナーが必要か」を伝えることが理想的な循環を生む。 続きを読む
温浴技術の進歩 公開日:2025年1月18日 メルマガ 濾過ポンプのインバーター制御など、温浴施設における設備運用の最適化は思いのほか難易度が高いテーマです。小規模ポンプでは後付けインバーターのコスト効果が見合わず、保健所や設備会社からも詳しい運用指導を受けられないケースが多いのが現状。技術が進歩しているサウナ周りに比べ、浴槽の湯管理や濾過循環の分野では十分に最適化が進んでいないと言えます。設備設計・施工段階での正しい選定や運用ノウハウを持つ人材・企業が増え、技術革新のスピードが全体に広がっていくことが今後の課題です。 続きを読む
温浴ビジネス年頭所感2025 公開日:2025年1月7日 メルマガ 2024年の温浴業界は、廃業より新規開業が上回る16年ぶりの年となり、特にローコストなサウナ業態の台頭が顕著でした。2025年以降も小規模サウナ施設を中心に新規出店が続き、既存施設もコロナ禍からの回復やサウナ市場の拡大を背景に業績が伸びると考えられます。特に本気でサウナ強化に取り組んでいる施設は、売上2桁成長も見込まれ、温浴業界のマーケットは引き続き活性化していく見通しです。 続きを読む
セオリーを踏まえて、セオリーを打ち破る 公開日:2024年12月16日 メルマガ 温浴業界の成功ルールである「セオリー」を学びながらも、そこに留まらず新たな価値を生み出す時代が到来しています。アクトパスのオーソドックスな理論と、TTNEが打ち出す斬新なサウナ提案の両方を知ることで、新たな可能性が拓かれるかもしれません。サウナブームなどの追い風がある一方で、人口減少や運営コスト増など課題は山積。過去の成功モデルをただ焼き直すのではなく、セオリーを活かしつつ超える発想が、温浴ビジネスの未来に求められています。 続きを読む
サウナ施設のハウスルール 公開日:2024年12月14日 メルマガ 「お風呂のプロ」である日本人に対し、「サウナのプロ」ではないという指摘から、サウナの心地よい入り方を理解することが課題として浮き彫りになりました。サウナ室だけでなく、水風呂や外気浴、飲食の楽しみ方など、サウナのトータルな体験をお客様に伝えるためには、スタッフが知識とマナーをしっかり身につけることが不可欠です。スタッフ用のハウスルールにガイドブック的な要素を盛り込み、施設のこだわりや方向性を明示することで、サービス提供側がまず「サウナのプロ」になる。その結果、お客様も自然とサウナリテラシーを高め、より心地よい施設体験を楽しめるようになるでしょう。 続きを読む
通称フリスビー丼 公開日:2024年12月12日 メルマガ 開発・調理工程を徹底的に簡略化することで驚異的な提供スピードと低価格を両立した、すき家の「まぐろたたき丼」。その円盤状のマグロ(通称「フリスビー丼」)は、一見食欲をそそらない形状ながら、混ぜて食べると中毒的な美味しさに加え、仕込みや保管効率の良さも魅力。こうしたシンプルで高速対応が必要な低単価高回転業態ならではの工夫は、温浴施設の小規模サウナメニュー開発にも応用可能なヒントを秘めています。 続きを読む
秀優率 公開日:2024年12月5日 メルマガ 温浴施設における熱波師の評価基準が定まっていない現状を踏まえ、著者は過去のニュージャパンサウナで用いられていた「秀優率」を導入することを提案しています。お客様からの4段階評価(秀・優・良・可)を集計し、満足度を客観的に測るこの方法は、熱波師の技術向上とサービス品質の向上につながると考えられます。今こそ熱波師の評価に本腰を入れ、顧客満足度アップを目指す時期ではないでしょうか。 続きを読む