水質

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今日は 2022年7月19日です。

注目の業界ニュース

【日本のサウナブームに新たな刺客!? ロシア「バーニャ」の醍醐味を伝道師に聞く】
https://www.premiumcyzo.com/modules/member/2022/06/post_10555/
日本でバーニャがロシア版サウナと説明されることがありますが、ロシアではサウナとバーニャは別物として認知されているようです。また、この記事からバーニャの歴史や特徴について学ぶことができます。

温浴vsトイレ

 以前、一度だけ温浴施設の機械室で「フジノスパイラル」を見かけたことがあります。

フジノスパイラルというのは、複雑な形状をした小さなプラスチック片で、観賞魚や養殖の世界ではかなり知られている濾材です。

複雑な形状をしているため、見た目の体積よりも表面積が大きく、そこにバクテリアが棲み付いて生物濾過するという仕組みで、砂やフィルターなどの従来の濾材に比べると、メンテナンスフリーで濾過性能が高いという画期的な発明なのです。

生物濾過方式というのは自然の水質浄化作用に近く、安全で清潔な水を作るには最も良い方法です。

温浴施設の濾材としてあまり普及していないのは、塩素殺菌との併用が難しいからだと思います。洗浄や殺菌のために塩素濃度を上げるとバクテリアが死滅してしまいますので、生物濾過方式はコントロールが難しいのです。

温浴施設では、一般的に砂濾過などの物理濾過と薬剤による殺菌の併用によって水質管理が行われています。単純で制御しやすい方式を採用しているということです。

しかしサイトを見ると、フジノスパイラルも浴場用ろ過材として実績があるようです。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/charminglabo/fujinosp2.htm

このような技術がもっと実証されていくことで、清潔で人体に無害、しかも…

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