スマートフォン画面に表示されたGoogleマップのアプリアイコン

ここ数年、温浴施設の皆様にMEO対策(Map Engine Optimization)をオススメし続けていますが、多くの施設で見落とされがちな取り組みの一つが「NAP情報の統一」です。

NAPとは、「Name(名称)」「Address(住所)」「Phone number(電話番号)」の頭文字をとった略称で、MEO対策上、非常に重要な要素とされています。

Google等の検索エンジンは、ネット上の店舗情報が正確で一貫性があるかを確認し、それをもとに信頼度を判断しています。

もし公式ホームページ、Googleビジネスプロフィール、SNS、地図アプリ、地域ポータルサイトなどで、施設の名称や住所、電話番号の表記に違いがあれば、検索エンジンはそれを「情報の不一致」とみなし、評価を下げる可能性があるのです。

たとえば、ある温浴施設「望月温泉」が以下のように異なる表記をしていたとします。

公式ホームページ:望月温泉/神奈川県箱根町123
Googleビジネスプロフィール:もちづき温泉/箱根町123番地
ニフティ温泉:もちづき温泉/神奈川県足柄下郡箱根町123

このように表記がバラバラだと、検索エンジンが「同一施設である」と判断できず、MEO評価が下がってしまうことがあるのです。

さらに、不確定な情報と認識されると…


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