スマートウォッチを操作する男性の手元のクローズアップ

温浴施設の現場運営責任者(店長や支配人)の仕事ってどんなことでしょうか。

施設の規模によって組織形態もいろいろですので、店長が現場スタッフと一緒になって汗を流しているような施設もあれば、イレギュラーなことだけ対応したり、未来に向けての打ち手や改革を考えるといった経営側に近いスタイルもあるでしょう。

先日のメルマガ第2719号「月商500万円の壁」(2025年5月28日配信)で、
──浴施設の運営はフロントの受付精算業務以外にも山ほど仕事があり、館内をあちこち移動したり、頭を使ったり身体を動かしたり、とにかく目まぐるしい仕事なのです。──
と書きました。

もし「目まぐるしい仕事」という実感がそれほどないとしたら、よほど業績が良くて厚いシフトを組むことができ、さらに館内の仕事が分業化・マニュアル化されていて、すべてが順調に回っているということでしょう。そんな温浴施設にはリスペクトしかありません。

普通はなかなかそうはならず、利益確保のために運営人数は最小限に抑えざるを得ません。スタッフや現場責任者は次々と起こる不測の事態に振り回されながらドタバタと動き回るか、とても処理しきれない仕事量に諦めムードを漂わせるか、ということになってしまいがちだと思います。

そんな中で仕事の混乱や品質低下を防ぐためには、店長の「采配力」が重要となります。
・スタッフの資質や…


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