段ボール箱の中に温浴施設の集客事例に関わる大量の半透明の飲料向け空き容器が収められています。

先日、あるご支援先で集計データを眺めていて、ふと手が止まりました。全入館客数のうち、外部からの送客による割合が、およそ7割に達していたのです。

お客様の分類には様々な切り口がありますが、弊社では集客を大きく二つの性質に分けて考えることがあります。

施設の魅力や口コミ、SNSや検索などをきっかけに、お客様が自発的に来館される自然集客。
そして、旅行会社や企業、団体、予約サイトなどの外部チャネルが能動的に送客してくれる計画集客です。

これはどちらが優れているという話ではありませんが、自店がいまどちらの力で支えられているかを客観的に把握することが、次の一手や集客戦略を考えるためのベースになります。

全入館客の7割が外部チャネル経由と聞くと、特定チャネルへの依存リスクが高いと感じる方も多いかもしれません。

しかし実態は、旅行会社、バス会社、地域の法人など、複数のチャネルに対して何年もかけて地道に足を運び、パイプを繋いできた積み重ねの結果でした。

これだけの外部関係を構築できているのは、依存やリスクどころか、むしろ施設の営業力の強さを証明するものです。

その中でも特に私の印象に残ったのが、ヤクルトの存在でした。

地域のヤクルトレディが、日々の配達ルートの中で施設のチケットや回数券を販売してくれる仕組みが、長年にわたって機能しているのです。

データを見ると、全入館客に占めるヤクルト経由の比率は…


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