「展示会のひとつも開催されていないようじゃ、それは『業界』とは呼べないよね」
そう言われて一念発起したものの、当時の私にとってそれはあまりに巨大な壁でした。
展示会というのは、極めてスケールが大きなビジネスです。例えば東京ビッグサイトのホールを借り切る場合、会場代だけで1日数千万円。設営期間を含めて5日間借りれば、それだけで億単位の資金が必要になります。さらに、その広い会場を出展企業で埋め、何万人もの来場者を動員するための膨大な営業活動……。
とても若造一人で動かせるような話ではありません。当時、私が生業としていたのは「1人1日いくら」で計算するコンサルタント業。在庫も投資も不要なビジネスですから、巨大なイベントビジネスとは文字通り「住む世界」が違ったのです。
途方に暮れていた私に、偶然のチャンスが訪れたのは2000年のことでした。
当時、船井総研の創業者である舩井幸雄会長は、経営コンサルの傍ら「本物」の研究に力を注いでいました。舩井会長の言う「本物」とは、世のため人のために良い効果を及ぼす技術やノウハウのこと。中には当時の常識では計れない不思議な現象も含まれており、周囲からは「オカルト系か?」と揶揄されることもありました。
しかし会長は強い意志で研究を続け、ついにそれらを集めた展示会「船井オープンワールド」を開催することになったのです。
舩井会長が掲げた「本物の条件」は5つありました。
「1.付き合うものを害さない 2.付き合うものを良くする 3.高品質で安全・安心 4.単純で万能 5.経済的」
これを見た瞬間…
注目の業界ニュース
【大田区の銭湯16店舗で学生開発のクラフトビール販売】
https://www.teu.ac.jp/press/2026.html?id=38
東京工科大と地元ブルワリーが連携し、学生発案のクラフトビールを大田区内の銭湯16店舗などで販売開始。都内最多の銭湯数を誇る同区の文化に着目し、その魅力を広めることがコンセプトとのこと。
学生との共創や地域性を活かしたオリジナル商品は、話題作りだけでなく、新たな客層へのアプローチや地域コミュニティとの連携を深める事例として参考になります。







