多くの人が集まる屋外広場と遠景に見える富士山を撮影した風景写真

【4】男女水着混浴業態が示す「客層と利用動機」の変化

この数年間で、男女水着混浴業態がイベント的存在から常設業態へ広がり始めました。これは一過性のトレンドではないと考えています。

日本は歴史的に男女混浴の入浴文化がありましたし、世界を見渡せば男女水着混浴のスパやサウナ業態がスタンダードです。これからの日本においても男女水着混浴の価値が理解され、さらに普及していくのではないでしょうか。

この変化が示しているのは、ひとり客が多かった温浴施設に、「誰と、どんな時間を過ごすか」という価値が持ち込まれたという事実です。

友人同士、カップル、ファミリー、インバウンド、法人・団体利用など、従来の「一人でととのう、癒される」利用とは、まったく性質の異なる需要と言えます。

ここで経営者として考えるべきは、業態やオペレーションといったことよりも、そもそも自店は「静」を売るのか、それとも「動」を取り込むのか。それを両立させるなら、ゾーニングをどうするのか、ということでしょう。

どっちつかずの曖昧なポジションにいることが最も危険になっていきそうです。

【5】「温泉」から「湯」へ、価値の軸は移動している
「天然温泉でなければ集客できない」という時代は、すでに終わったと見ています。この流れは、2026年になっても大きくは変わらないでしょう。

ただし重要なのは…


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注目の業界ニュース

【温浴施設で警察音楽ユニットが詐欺防止を啓発】
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260105-GYT1T00315/
岐阜県の温浴施設にで、県警音楽ユニット「断絶」がロマンス詐欺被害防止を呼びかけるライブを開催。被害に遭いやすい40~60代の利用客が多い点や、温浴施設で人気の「純烈」を想起させるスタイルが奏功し、警察側からのオファーで実現したとのこと。
行政や警察との連携は、地域貢献としての側面に加え、費用を抑えつつ信頼性の高い集客・啓発イベントを実施できる可能性があります。 

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