森林の登山道を歩くサロモンのトレッキングシューズを履いた人物の足元

先日、支援先の施設にて学生バイトさんから質問されました。
「そのスニーカーどこで買ったんですか?」

私が履いていたのは「サロモン」というフランス発祥のスポーツブランドのスニーカー。元々はスキーメーカーで、私が大学生の時にアルバイトで初めて買ったスキー板も「サロモン」でした。車にステッカーを貼っていたこともあります。

80~90年代のスキーブームの頃には、スキーのテレビ番組もあって、サロモンが一社提供していたこともあり、スキーファンの間ではかなりメジャーな存在でした。

そんな「サロモン」が今、スニーカーでヒット商品を出しています。

パリの有名セレクトショップとのコラボレーションがきっかけだったそうですが、その過程には、企業としての戦略があったようです。

「サロモン」はスキー専門だった頃から機能面で勝負してきたメーカーです。多くのトップアスリートが広告塔となり、憧れのブランドとしてのイメージを構築してきましたが、近年はトレッキングやトレイルランニング用のシューズが主力商品となり、ブランドの定義が以下にシフトチェンジしていきました。

「トップアスリートだけでなく、一般ユーザーにとっても特別な存在であること」

ブランドイメージの主役が「使う人」に変わったということです。一般ユーザーが最先端の機能を日常使いする楽しさ &それを生み出すブランドのストーリー、というアプローチになりました。

「サロモン」はユーザーから見たブランドのイメージ・利用価値を徹底的に追求していきました。

これで起こったことは…


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