株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「温浴施設」の記事一覧

川本製作所のうず巻ポンプ(型番:GF-8066-C5-5)の製品ラベルと外観

温浴技術の進歩

濾過ポンプのインバーター制御など、温浴施設における設備運用の最適化は思いのほか難易度が高いテーマです。小規模ポンプでは後付けインバーターのコスト効果が見合わず、保健所や設備会社からも詳しい運用指導を受けられないケースが多いのが現状。技術が進歩しているサウナ周りに比べ、浴槽の湯管理や濾過循環の分野では十分に最適化が進んでいないと言えます。設備設計・施工段階での正しい選定や運用ノウハウを持つ人材・企業が増え、技術革新のスピードが全体に広がっていくことが今後の課題です。
夕日と黒いバイクが映えるツーリング風景 - 美しい夕焼けとライダーの旅の象徴

ボトルネック解消

温浴施設において、駐車場不足は集客拡大のボトルネックになりがちです。必要な駐車台数を確保するのが理想ですが、第2駐車場の確保や線引きの見直し、立体駐車場、シャトルバスやシェアサイクルなどの導入、さらには満車タイミングをずらす販促など、抜本的なものから対症療法的なものまで解決策は多岐にわたります。駐車場不足は赤字を招くリスクもあるため、諦めずに可能性を探り、最適な組み合わせでボトルネックを解消することが重要です。
集客力アップをテーマに、螺旋状の図形を中心に新規集客、リピート促進、WEB販促、店頭販促が四方向に展開され、それぞれの具体的な施策が記載されています。

口コミ評価と集客力

Googleクチコミ評価の高さを維持し集客につなげるためには、「スタッフの対応」と「サービス」というソフト面を強化することが重要です。実際、ナステビュウ湯の山(新潟)やオスパー(旭川)といった高評価施設は、日々の販促企画やこまめな情報発信を続け、利用者に“中の人”の存在を感じてもらうことで安心感や信頼感を高めています。こうして自然に生まれたポジティブなクチコミこそが集客力の源であり、テクニックだけに頼った評価操作では本質的な成果にはつながりません。
訪日外国人客数推移グラフ(2015-2024年)

いつ踏み切るのか

インバウンド市場が急伸し、温浴施設にも外国人の入浴ニーズが高まっています。長年課題だったタトゥーやマナー問題、館内表示・スタッフ対応なども、時代とIT技術の進歩により解決の道が開けてきました。観光庁の調査では、訪日外国人の「今回したこと」よりも「次回したいこと」で温泉入浴の比率が大きく増えており、温浴業界としては期待に応える準備と、取り組みを「いつ踏み切るのか」が問われています。
ハイボールの宣伝看板やジムビームのボトル、居酒屋での記念写真、ハイボールのジョッキのコラージュ

タイミングとご縁(2)

古民家立ち呑み居酒屋や「100日後に死ぬワニ」の例から分かるように、人は「今しか味わえない」「先が見えている」と感じると、行動を変えるものです。温浴施設経営でも、将来のビジョンを共有することで経営判断や行動が変わるケースは多いのですが、そのタイミングや現実感をうまく伝えられるかどうかは「縁」や「運」による部分も大きいと感じています。
温泉の浴槽の縁に置かれた木製の湯桶

タイミングとご縁

長年のコンサルタント経験から、どんなに再生可能性があった事業でも、その成功はタイミングや縁に左右されると実感した話です。過去に携わった温浴施設再生案件では、改善の可能性がありながら、当時の知識や状況ではスムーズに再生できず、結局オーナーが事業を手放す結果になりました。今の知識で当時に戻れたなら成功させられたかもと思いつつ、実際には完璧な再生法など存在せず、成功にはタイミングと運、人との縁が大きく影響することを改めて考えさせられるエピソードです。
キャッシュレスのスマートフォンと日本円の一万円札が並ぶ画像

〇〇キャンセル界隈

「現金キャンセル界隈」と呼ばれる、現金払いしかできない店舗やサービスを避ける動きが広がっています。Z世代の3人に1人が現金支払いのみなら利用をやめると回答しており、今後もこの傾向は拡大するでしょう。温浴施設においても、物販や飲食の付帯売上を伸ばすためにはキャッシュレス対応が不可欠です。手数料コストはかかるものの、多様な決済手段を用意しておけば、お客様の利便性向上と売上アップにつながります。時代の変化に合わせ、先手を打った対応を検討すべきです。
お湯むすびオリジナルステッカーが陳列されている店頭ディスプレイ

ハラダ現場レポ、新規オープン施設から(6)

温浴施設では忘れ物が非常に多く、種類も多岐にわたるため、効率的な管理が課題となります。新規オープン施設での現場経験を通じて、「曜日別ボックスによる保管」「台帳とLINEグループを使った情報共有」「スマートウォッチを活用した迅速な問い合わせ対応」など、アナログとデジタルを組み合わせた仕組みづくりが効果的であることがわかりました。これら3つの視点から忘れ物対応力を高めることで、今後さらに増えるであろう忘れ物にも、柔軟かつ確実に対応していくことが可能になると感じています。
サウナでリラックスする男女が目を閉じて安らぎを感じている様子

サウナ施設のハウスルール

「お風呂のプロ」である日本人に対し、「サウナのプロ」ではないという指摘から、サウナの心地よい入り方を理解することが課題として浮き彫りになりました。サウナ室だけでなく、水風呂や外気浴、飲食の楽しみ方など、サウナのトータルな体験をお客様に伝えるためには、スタッフが知識とマナーをしっかり身につけることが不可欠です。スタッフ用のハウスルールにガイドブック的な要素を盛り込み、施設のこだわりや方向性を明示することで、サービス提供側がまず「サウナのプロ」になる。その結果、お客様も自然とサウナリテラシーを高め、より心地よい施設体験を楽しめるようになるでしょう。
SNSでの「いいね」や「ハート」のアイコンが浮かぶスマートフォンの画面

存在感を発揮するには?

実は素晴らしい温浴施設なのに、SNSでの存在感が薄く、利用者に認知されていないケースがあります。LINEやX(旧Twitter)など、ユーザー数が多く拡散力があるプラットフォームを活用し、積極的な投稿やエゴサーチ、引用リポストで知名度を高めることが重要です。人気施設のSNS運用を参考に、手間を惜しまず取り組めば、まだまだ伸びしろがあり、大きな集客効果を得られる可能性があります。

新・サウナ開業塾 お問合(zoom面談)