株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「スタッフ教育」の記事一覧

サウナでリラックスする男女が目を閉じて安らぎを感じている様子

サウナ施設のハウスルール

「お風呂のプロ」である日本人に対し、「サウナのプロ」ではないという指摘から、サウナの心地よい入り方を理解することが課題として浮き彫りになりました。サウナ室だけでなく、水風呂や外気浴、飲食の楽しみ方など、サウナのトータルな体験をお客様に伝えるためには、スタッフが知識とマナーをしっかり身につけることが不可欠です。スタッフ用のハウスルールにガイドブック的な要素を盛り込み、施設のこだわりや方向性を明示することで、サービス提供側がまず「サウナのプロ」になる。その結果、お客様も自然とサウナリテラシーを高め、より心地よい施設体験を楽しめるようになるでしょう。
夜間に撮影された「OYUMUSUBI」の正面入口。ライトアップされ、温かい光が周囲を照らしています。

ハラダ現場レポ、新規オープン施設から(5)

新規オープンした温浴施設で、勤務経験の浅いフロントスタッフが後方作業を好む傾向に対し、情報共有システムの整備と作業環境の工夫によって自然にフロントに立ち続けられる仕組みを構築。共有ノートによるノウハウ蓄積やフロント作業導線の改善により、接客経験を積みやすくなり、スタッフの自信向上と施設サービス品質の底上げが期待されています。
「お湯むすび」から見える夕焼けの風景。美しいオレンジ色に染まる空と暗くなり始めた雲が対照的です。

ハラダ現場レポ、新規オープン施設から(4)

新規オープンした「常総ONSEN&SAUNA お湯むすび」での現場レポートです。開業後、フロント業務を担当する中で、Googleドライブを活用した情報共有体制の強化を進めています。その結果、業務効率の向上、ノウハウの蓄積と標準化、運営品質の向上、スタッフの意識向上など、多くの効果を実感しています。これらの取り組みが、業績の向上につながると期待されています。
マップを見ながら迷子になっている人物のイラスト

方向音痴と館内案内

方向音痴の視点から、温浴施設などの館内案内表示の重要性を考察します。スタッフの接客態度とわかりやすい案内表示が、顧客満足度を高めるポイントであることを指摘します。初めて来店するお客様の目線で館内表示を見直すことで、スタッフの負担軽減やお客様とのコミュニケーション向上につながることを提案します。
駐車場

超一流の作法

ある女性社長が元一流商社マンAさんのサポートを受けて営業活動を開始。Aさんは駐車場係のお爺さんから得た情報を活用し、展示ブースに英語表記のパネルを作る提案を即座に行う。その姿勢に感銘を受けた社長は、Aさんの「現場が大切」「味方を作る」という教えをスタッフに共有し、実践することに。
久下沼さん講義

入浴体験を疎かにしない

「天然温泉満天の湯」の久下沼常務の講演から学ぶ、好調施設と不調施設の違い。重要なのは、経営戦略と現場の一致、入浴体験への注力、スタッフ教育、そして顧客とのコミュニケーション。入浴体験の質を落とさないためには何をすればいいのか。
熱子さん後ろ姿

リピートされる熱波師とは

ビッグサイトで開催されたネイル業界の展示会「ネイルEXPO」における、人気ネイリストのプロフェッショナリズムについて考察。成功するネイリストは、単に技術のみならず、メーカー商品の売上に貢献するプレゼンテーションや施設の片付けにも気を配る姿勢が重要です。この話を聞き、サウナ業界の熱波師との類似性に気づきました。熱波師もまた、施設のアピールとお客様への配慮が重要であり、技術だけでなく施設全体を考える姿勢が求められています。
銭湯のれん

ルールはルール

大切なのは、どんな新しいルールを作るかではなくて、その問題解決のプロセスを社内で共有することです。 「寒そうにしているお客様に何かしてあげられないのか」「ルールを崩すと何が問題なのか」といったことを一緒に悩み、解決策を考える。 これを繰り返すことが、常に顧客満足を追求すること、自分たちで問題解決策を考えること、そして変化を受け入れられる体質を獲得していくことにつながる、というのが当時の私の判断でした。
アクトパス年賀状2023

2023年温浴ビジネスの展望(1)

2022年はあまりにも不安定な経営環境に翻弄され続けた一年だったかと思います。 これからどうなっていくのか、どう対策すべきなのか。温浴施設専門コンサルティングという超ニッチな世界の仕事に明け暮れる私なりに、年初にあたって感じている2023年のキーワードを書きとめておきたいと思います。
珈琲

エンパワーメント

素晴らしい顧客対応で知られるリッツ・カールトンホテルでは、スタッフに1日2,000ドルの決裁権が与えられていると言います。 これは、エンパワーメントと呼ばれ、トラブルやクレームが発生したときに、スタッフがその場でいち早く判断して最善の対応を取るためのものです。 いちいち上司に許可を取っていては対応が遅れ、顧客の満足度は下がります。それを防ぎ、マイナスをプラスに変えるしくみなのです。このようなしくみが伝説のサービスを生むのだな、と思います。

新・サウナ開業塾 お問合(zoom面談)