温浴ビジネス年頭所感2025 公開日:2025年1月7日 メルマガ 2024年の温浴業界は、廃業より新規開業が上回る16年ぶりの年となり、特にローコストなサウナ業態の台頭が顕著でした。2025年以降も小規模サウナ施設を中心に新規出店が続き、既存施設もコロナ禍からの回復やサウナ市場の拡大を背景に業績が伸びると考えられます。特に本気でサウナ強化に取り組んでいる施設は、売上2桁成長も見込まれ、温浴業界のマーケットは引き続き活性化していく見通しです。 続きを読む
セオリーを踏まえて、セオリーを打ち破る 公開日:2024年12月16日 メルマガ 温浴業界の成功ルールである「セオリー」を学びながらも、そこに留まらず新たな価値を生み出す時代が到来しています。アクトパスのオーソドックスな理論と、TTNEが打ち出す斬新なサウナ提案の両方を知ることで、新たな可能性が拓かれるかもしれません。サウナブームなどの追い風がある一方で、人口減少や運営コスト増など課題は山積。過去の成功モデルをただ焼き直すのではなく、セオリーを活かしつつ超える発想が、温浴ビジネスの未来に求められています。 続きを読む
サウナ施設のハウスルール 公開日:2024年12月14日 メルマガ 「お風呂のプロ」である日本人に対し、「サウナのプロ」ではないという指摘から、サウナの心地よい入り方を理解することが課題として浮き彫りになりました。サウナ室だけでなく、水風呂や外気浴、飲食の楽しみ方など、サウナのトータルな体験をお客様に伝えるためには、スタッフが知識とマナーをしっかり身につけることが不可欠です。スタッフ用のハウスルールにガイドブック的な要素を盛り込み、施設のこだわりや方向性を明示することで、サービス提供側がまず「サウナのプロ」になる。その結果、お客様も自然とサウナリテラシーを高め、より心地よい施設体験を楽しめるようになるでしょう。 続きを読む
通称フリスビー丼 公開日:2024年12月12日 メルマガ 開発・調理工程を徹底的に簡略化することで驚異的な提供スピードと低価格を両立した、すき家の「まぐろたたき丼」。その円盤状のマグロ(通称「フリスビー丼」)は、一見食欲をそそらない形状ながら、混ぜて食べると中毒的な美味しさに加え、仕込みや保管効率の良さも魅力。こうしたシンプルで高速対応が必要な低単価高回転業態ならではの工夫は、温浴施設の小規模サウナメニュー開発にも応用可能なヒントを秘めています。 続きを読む
秀優率 公開日:2024年12月5日 メルマガ 温浴施設における熱波師の評価基準が定まっていない現状を踏まえ、著者は過去のニュージャパンサウナで用いられていた「秀優率」を導入することを提案しています。お客様からの4段階評価(秀・優・良・可)を集計し、満足度を客観的に測るこの方法は、熱波師の技術向上とサービス品質の向上につながると考えられます。今こそ熱波師の評価に本腰を入れ、顧客満足度アップを目指す時期ではないでしょうか。 続きを読む
黙浴で失ったもの 公開日:2024年11月25日 メルマガ コロナ禍以降、温浴施設での「黙浴」推奨により、お客様同士の会話や交流が減り、特に年配客や女性客の利用が減少しています。著者は、プレオープンした「常総市のお湯むすび」で久しぶりに年配の女性たちの会話を聞き、かつての温かな雰囲気を思い出しました。今こそ、温浴業界は年配客と女性客に目を向けるべき時であり、その取り組みを強化する必要があると提言しています。 続きを読む
「日常サービス」の強化 公開日:2024年11月15日 メルマガ 大阪で開催されたフリースタイルアウフグースの大会「The Battle of Gladiators Japan」を観戦し、サウナサービスの新たな可能性を感じました。翌日、大阪府の「なにわ健康ランド湯〜トピア」を訪れ、日常的なアウフグースを体験。録音による瞑想ガイダンスとスタッフのハイブリッドなサービスが印象的で、トークが苦手なスタッフでも実践しやすい方法として参考になりました。地域性を感じる体験も含め、新たな発見がありました。 続きを読む
ロウリュと熱波とアウフグース 公開日:2024年10月24日 メルマガ ロウリュ、熱波、アウフグースの違いと、日本におけるサウナ文化の進化について考察します。日本独自の「熱波」は、世界有数のサウナイベントとして独自の発展を遂げています。 続きを読む
身なりが場をつくる 公開日:2024年10月22日 メルマガ 館内着やスタッフユニフォームのデザインが、お客様の体験や施設の雰囲気に大きな影響を与えることをご存知ですか?「温泉バルコニー キング&クイーン」の事例を通じて、身なりが場をつくる力について考察します。 続きを読む
施設熱波師とゲスト熱波師 公開日:2024年10月19日 メルマガ 施設での熱波サービスにおいて、施設スタッフとゲスト熱波師の質の違いが顕著になることがあります。施設スタッフは自店のサウナ室を熟知しており、適切なサービスを提供できる一方、ゲスト熱波師は質にばらつきがあり、事前の評価やチェックが必要です。他店との協力を通じて、施設熱波師にスポットライトを当て、双方の良さを引き立てることが重要です。 続きを読む