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やっぱり挨拶
若手スタッフの教育が課題となっている施設も多いかと思います。
どのタイミングでどんな挨拶をするかなど、本当にイチから教えなければならず（これは最近の問題でもないですが）、コンプライアンスやパワハラを意識して、あまり強制できないと嘆く声も聞かれます。
しかし、挨拶などは働く上だけでなく社会人として生活していくためにも身に付けておいたほうが明らかにプラスに働きます。施設側は諦めず伝えて欲しいですし、スタッフさん側にも素直に受け止めて欲しいと切に思います。
ある会社の営業マネージャーさんと
「家庭で教えても素直に聞く子ばかりではないでしょうし、上下関係のある部活や習い事などで教わるのがいいのかも」
「体育会系がいいとされるのはその辺ですよね」
などと話していたところ、「そういえば、挨拶で救われたことがあります」と体験談を教えていただきました。
そのマネージャーは、顧客対応が素晴らしいことで有名なある高級ホテルの出身です。
そのホテルのレストランでサービスを担当していた際、和食の料理長がかなり気難しい方だったそうです。
ちょっと言い方を間違えると、男女関係なく怒鳴られたりキレられたりすることが多く、スタッフはみんなビクビク。
マネージャーもいつ自分も怒鳴られるかと気が気ではない日々を過ごしていたそうです。
そんなある日、いいお皿を2枚も割ってしまいました。その日は料理長はお休み。
料理人たちは
「明日ちゃんと料理長に言えよな」
と面白そうに言ってきて、絶望感にさいなまれながら、次の日を迎えました。
覚悟を決め、朝いちでお詫びに行き
「料理長、申し訳ございません。
大切なお皿を２枚も割ってしまいました」
と…
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