ニュース番組の撮影現場で打ち合わせを行うテレビスタッフとキャスターたち

最近支援先で、バイトの皆さんと接する機会が多いのですが、同じバイトでも学生とフリーター(パート主婦含む)では、仕事への取り組み方が違う、と感じています。

この施設では、業務連絡にLINEグループ(全員参加)を使うのですが、まずそこでの発言の量・質に大きく差が出ています。
学生の場合、内容は「情報の伝達」に限られますが、フリーターは「懸念点の指摘」や「改善提案」にまで及びます。

その理由は皆さんもご認識の通り、「仕事に対する責任の捉え方の違い」になるでしょう。

学生にとってバイトは将来に向けての「一時的な通過点」、責任感は「自分のシフト時間内の作業」に限定されます。
有名大学に属し、大手企業に就職が決まっているような、世間では「優秀」と見なされる学生であっても、指示された以上のことはやらない人が多いのが実情です。

一方、フリーターは職場を生活基盤とすることで、施設の評判や収益に対する当事者意識を持つため、それが自然と業務の姿勢に現れます。(もちろん個人差あり)

ここでLINEグループを採用している理由は、業務連絡の効率化に加え、当事者意識を高める目的もあります。
そういう意味では、フリーターに限定すれば、ある程度目的が達成できていると言えます。

学生は言われたことをミスなくやってくれるだけで御の字なのかもしれません。でも、試験中は休むし、少し体調が悪いと休むし、人員が乏しい環境においては、もう少し頼りにしたいのが正直なところです。

では、学生の当事者意識を高める為に何をやったらいいのか…?
そんなことを考えながら、ふと自分の学生時代のバイトを振り返ってみました。


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