ヨーロッパサウナ紀行(19) ロウリュの世界史[2] 公開日:2023年7月22日 メルマガ ドイツのサウナではセルフロウリュによるトラブル経験を経て、施設スタッフによるアウフグースが発達したという話を書きました。 ところが、先日の欧州視察ツアーの際に、ドイツでアウフグースが主体になっていった経緯について、こばやしあやなさんが別の見解を教えてくれました。 フィンランドでは、セルフロウリュで十分蒸気浴が楽しめる規模のサウナ室が主体ですが… 続きを読む
ヨーロッパサウナ紀行(17) ロウリュの世界史[1] 公開日:2023年7月15日 メルマガ いま日本でもセルフロウリュが体験できる施設が急増しています。2017年、笹塚のマルシンスパさんがセルフロウリュを始めた頃に書いたメルマガ第502号「セルフロウリュ時代来たる」(2017年10月7日執筆)の記事中で、当時日本全国でセルフロウリュできる施設を紹介しているのですが、北から南まで合わせて10箇所ほどでした。6年経ったいま… 続きを読む
ヨーロッパサウナ紀行(11) 本格フィンランドサウナ 公開日:2023年7月7日 メルマガ 欧州製のサウナストーブは日本に輸入され、電圧や制御盤などを日本仕様に換えたものが供給されていますから、欧州と同じストーブを問題なく使うことができます。 しかし、フィンランド式やドイツ式と同じようなサウナ室を作ろうとするといくつもの壁があるのです。 まずは法令です。さすがにフィンランドのオールドスモークサウナと同じようなものを都市部のホテルの中に再現するということはないでしょうが、電気ストーブ式の現代型サウナであっても、同じようなサウナ室を作ろうとすると… 続きを読む
ヨーロッパサウナ紀行(1) 究極のサウナフルネス 公開日:2023年6月17日 メルマガ 温浴業界がレベルアップし、温浴を楽しむ人がもっと増えれば、健康寿命だけでなく、幸福度も上がると思います。 国連が発表する「世界幸福度ランキング2023」では、フィンランド1位、チェコ18位、エストニア31位。日本は現在47位です。この差を埋め、世の中の健康寿命や幸福度を高めるお手伝いができるかと思うと、心の底からワクワクしてくるのです。 続きを読む