株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「サービス品質」の記事一覧

お湯むすびオリジナルステッカーが陳列されている店頭ディスプレイ

ハラダ現場レポ、新規オープン施設から(6)

温浴施設では忘れ物が非常に多く、種類も多岐にわたるため、効率的な管理が課題となります。新規オープン施設での現場経験を通じて、「曜日別ボックスによる保管」「台帳とLINEグループを使った情報共有」「スマートウォッチを活用した迅速な問い合わせ対応」など、アナログとデジタルを組み合わせた仕組みづくりが効果的であることがわかりました。これら3つの視点から忘れ物対応力を高めることで、今後さらに増えるであろう忘れ物にも、柔軟かつ確実に対応していくことが可能になると感じています。
照明に照らされた「マッサージアンケートご記入コーナー」の看板とアンケートボックス。

秀優率

温浴施設における熱波師の評価基準が定まっていない現状を踏まえ、著者は過去のニュージャパンサウナで用いられていた「秀優率」を導入することを提案しています。お客様からの4段階評価(秀・優・良・可)を集計し、満足度を客観的に測るこの方法は、熱波師の技術向上とサービス品質の向上につながると考えられます。今こそ熱波師の評価に本腰を入れ、顧客満足度アップを目指す時期ではないでしょうか。
山間の自然に囲まれた峩々温泉の外観風景。木製の橋や岩場が特徴的で、静かな雰囲気が漂います。

たったひとつの浴槽

温浴施設において、浴槽の数を増やすことと、各浴槽の品質を高めることのバランスについて考察します。たった一つの浴槽に情熱を注ぎ、最高の入浴体験を提供することで、顧客満足度を深めることができるのではないでしょうか。マーケティング的な差別化と品質の磨き上げは相反する可能性があり、そのバランスを取ることが重要です。
サウナで熱波師がタオルを振るって熱風を送るシーン

施設熱波師とゲスト熱波師

施設での熱波サービスにおいて、施設スタッフとゲスト熱波師の質の違いが顕著になることがあります。施設スタッフは自店のサウナ室を熟知しており、適切なサービスを提供できる一方、ゲスト熱波師は質にばらつきがあり、事前の評価やチェックが必要です。他店との協力を通じて、施設熱波師にスポットライトを当て、双方の良さを引き立てることが重要です。
レンガ

誇りを持つ

日常の失敗による苛立ちを吹き飛ばす、バス運転手の完璧なアナウンスと真摯な仕事ぶり。プロとしての誇りを持つことは、単に仕事をこなすだけではない、深い満足感と顧客からの高い評価を引き出す鍵です。経営者やリーダーが誇りを持って取り組む姿勢を示し、スタッフにもそれを伝えることで、組織全体が「誇りを持って働くプロ集団」へと変わる可能性を秘めています。
桶とラドル

施設熱波師とフリー熱波師(2)

温浴施設における熱波師の重要性とフリー熱波師の活用について検討。施設側は熱波師を適切に選び、プロフェッショナリズムを重視することが求められる。自社で熱波師を育成することが、サービス品質の向上と安定した運営につながる。フリー熱波師を活用する場合は、その技術や経験を客観的に評価し、施設全体の信用に配慮した選択が必要。
レストランサービス

感動-ストレスが評価

岐阜県の2つの温泉施設を訪問し、サウナ施設のリニューアルを体験。大規模施設と小規模施設、それぞれのサウナ環境を比較し、顧客満足度に影響する要素を考察。特にレストランのオペレーションに注目し、サービス品質が顧客体験に与える影響を実感。

新・サウナ開業塾 お問合(zoom面談)