11月21日、ICU国際基督教大学アジア文化研究所が開催するシンポジウム「コロナ禍から考える日本の風呂文化」に代表望月がオンライン登壇いたしました。
https://subsite.icu.ac.jp/iacs/symposium/post-50.html
特に今回はICUの先生方、温泉療法専門医の早坂信哉先生とご一緒させていただいたので、アカデミックな刺激をたくさん受けました。
早坂先生曰く「コロナで生活習慣が変わり、体調を崩す人が多い。40度全身浴10分、毎日続けることで絶大なる健康改善効果あり」と。今まで何となく家庭風呂は温浴施設のライバルと思ってきたのですが、毎日入浴するためには家庭風呂が快適であることも大切です。
温浴施設はとびきりの効果と楽しみを求めて。日々の健康管理のためには自宅でも毎日浴槽につかる。そういうライフスタイルが理想かも知れません。(望月談)
※追記…シンポジウムの様子が期間限定でyoutubeに公開されています。ご興味のある方は是非ご覧ください。配信終了日:2021年11月30日(火)
「コロナ禍から考える日本の風呂文化」
日本の風呂文化は、衛生目的のみならず、娯楽やレジャーとしても長い歴史を持つ。しかし、昨今のコロナ禍においては、温浴業界も営業の自粛・時短、「黙浴」の呼びかけなど、様々な制限を強いられている。そこで本シンポジウムでは、風呂文化の歴史的な背景、医学との関係、温浴業界の現状などを取り上げ、こうした状況だからこそあらためて注目すべき日本の風呂文化の多様な側面を考察したい。
日時:2021年11月21日(日)13:00~17:00
講演1:早坂信哉先生(東京都市大学人間科学部学部長・教授)
「コロナ禍における入浴の医学的意義」
講演2:望月義尚(株式会社アクトパス代表取締役・温浴コンサルタント)
「コロナ禍と温浴ビジネスの行方」