20年前の4月11日に株式会社アクトパスを設立しました。
余談ですが、「アクトパス」という社名は30年来のお付き合いであるアクアプランニングの中村社長からご提案いただきました。その由来は「SPA」と「QUA」。それを逆さまに読むと「アクトパス」になります(※注:発音や綴りからの着想)。ダジャレのような話ですが、調べてみると画数も良く、温浴ビジネスをサポートしようという本気度を表しているようで気に入っています。
タコとは関係ありません。
2月末で前職の会社を退職し、新会社の設立日は本当はキリ良く年度始めの4月1日にしようと思っていたのですが、登記手続きでミスがあり、予定通りに受け付けてもらえませんでした。
スタートからつまずきの20年でしたが、本日こうして節目の日を迎えられました。
山あり谷ありというか、常に谷を這ってきたような心地でしたが、それでも会社が生き残り、事業を存続できたことには感謝しかありません。
これもひとえにこれまで弊社を支えていただいた皆々様のおかげです。この場を借りて心より御礼申し上げます。
いつも過去の経験からメルマガを書いていることも多いので、振り返りというのも今さらですが、経営者を20年間やってきて、今感じていることをひとつ書きたいと思います。
それは、「企業は生き物」だということです。
「法人格」と言いますが、人格を持っているというのは法手続き的な話だけではなく、本当に生きた細胞の集まりで、血が巡り、意思や感情を持った一人の人間のような存在だと思うのです。
経営者は事業の方向付けや経営判断をする役割を担ってはいますが、企業という生命体の一部分でしかありません。
創業したばかりの頃は、「自分が心臓であり、脳である」と思っていました。私が止まれば会社も止まる。私がすべてをコントロールしなければならない。そう力んでいたように思います。
しかし、20年という歳月を経て、今の心境は少し違います。
会社という生き物には、経営者個人の意志を超えた「免疫力」や「自己成長力」が備わっていると感じるのです。
思えば、設立日が予定より遅れたミスも、今振り返れば「株式会社アクトパス」という新たな生命が、自分の意志でその日を選んで産声をあげたのではないか。そんな風にさえ思えてきます。
私が無理に型にはめようとしなくても、会社は関わってくださるスタッフ、パートナー、そしてクライアントの皆様という「生きた細胞」たちの相互作用によって、独自の個性を持ち、育ってきました。
経営者の役割は、自分がすべてを動かすことではなく、この「生き物」が健やかに呼吸し、良い循環を生み出せる環境を整え続けること。そして、この生き物が持つ可能性を誰よりも信じることなのだと、ようやく分かってきた気がします。
20年という節目に、改めて感じていること。
それは、アクトパスはもはや私一人の持ち物ではなく、支えてくださる皆様との間に存在する「共有された命」だということです。
この先、会社がどんな成長を遂げ、どんな景色を見せてくれるのか。
私自身も一人の「細胞」として、ワクワクしながらその過程を楽しみたいと思います。
これまでの20年、この生命を育んでくださったすべての皆様に、心からの感謝を込めて。
そして、これからのアクトパスも、どうぞよろしくお願いいたします。
(望月 義尚)
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